自分の性格を企業向けに作り上げて内定無双する人いますよね。
実際、企業向けに性格を作った方がいいんでしょうか?
目次
- なぜ性格を作る?:内定を得るため
- どうやって性格を作る?:エントリーシート提出時から固めておく
- 作ったらどうなる?:内定を得やすいが精神負担アリ
- 性格を作るのに向いてる人:普段から作ってる人
- 性格を作って入社したその後:作りっぱなし?
- 企業にウケる気質:前向き
- まとめ:結局、縁と運
なぜ性格を作る?:内定を得るため
実際の性格と作られた性格がかなり違ったとしても、内定をもらって入社さえしてしまえば何の問題もありません。
新入社員を雇うために払ったコストや人事が負う責任を考えると、クビにしづらいからです。
だから、企業向けの性格を作ってなりきるんです。
どうやって性格を作る?:エントリーシート提出時から固めておく
まず、企業が欲しがってる人物像を探ります。
会社説明会やOB訪問などを利用して、"求める人物像" を聞き出します。
ここまでは簡単です。
次にエントリーシートやwebの性格診断テストに取り組む際に、性格を作り込んで行きます。
具体的には、
- エントリーシート:"求めてる人物像" の性格がアピールされているか確認
- webの性格診断テスト:事前にリスト化して作り込んでおき、方針がブレないように誰かに見てもらいながら受ける。
面接前には入念に作った性格を思い込むことを忘れてはいけません。
作ったらどうなる?:内定を得やすいが精神負担アリ
上手く企業の "求める人物像" に当てはまることができれば、内定を得やすいかもしれません。
しかし、元の自分の性格と大きく異なると、性格を変えることに精神的負担があることは容易に想像できるでしょう。
各企業ごとに性格を作り込むことを、説明会や締め切りに追われながらするのは相当大変です。
性格を作るのに向いてる人:普段から作ってる人
性格をある企業に合わせて作るだけなら、"猫をかぶり慣れてる人" なら余裕だと思います。
しかし、各企業ごとに合わせて性格を作るのであれば
- 猫をかぶり慣れてる
- 情報整理に長けているマメさ
- 複数の事柄を進められる効率性
- 優先順位を早く決められるサバサバさ
- ストレス発散方法を確立している
など様々な能力が必要であり、これだけできるのであれば確かに複数社で内定を得ることができると思います。
性格を作って入社したその後:作りっぱなし?
企業に性格を作って入社した場合は、ある程度は作る必要があると思います。
なんせ同じ人事が採用した人の集まりが会社なので、会社は性格の傾向が似てくる人の集団になるからです。
しゃべることが好きな人が黙々と作業する人の集団に入りたいのであれば、しゃべることを控える必要がありますよね。
入社して慣れてくると抑える性格の量も分かってくると思いますが、初めは初めての環境で大変だと思います。
企業にウケる気質:前向き
性格を大きく作るのは大変ですが、前向きに努めているように魅せることは会社の人にウケがいいですし、社会で生活する上でも重要となります。
同じ商品を買うなら、明るい人から買いたいですよね。
会社の人は同じ職場で働く人を探しているのですから、前向きな人といる方がやる気が出ますよね。
明るすぎるのもわざとっぽいので、いつもより1.5倍明るいのが自分への精神的負担も比較的軽くて良いのではないでしょか?
1.5倍明るいとは、最大限に嬉しい時の半分くらい嬉しい時の感情を想定してます。
普段の自分の性格が
- 盛り上がりやすい ⇨ いつもよりは落ち着き
- 大人しめ ⇨ いつもより明るい
で面接に向かうのがいいと思います。
まとめ:結局、縁と運
どれだけ性格を作っても、人事や役員に見破られることもあります。
その前のエントリーシートで落とされることもあります。
どうせ同じ落とされるであれば、他の会社へかける時間や入社後のことを考えて、あまり作り込み過ぎないことをおすすめします。