[前編] を読んでとりあえずエントリーシートを埋めることはできたと思います。
[後編] である本記事では、より読んでもらうエントリーシートにするにはどうしたらいいかについて記述します。
目次
4. 語句の置き換え:熟語を使う
ひらがな→熟語に置き換えよう。
なぜか?
理由1. 語数:限られた中に多くの情報を盛り込むため
理由2. 見た目:漢字が多いとパッと見、賢そうにみえる
私はESは自信満々、面接は謙虚に行くのが企業に与える印象がいいかなと思ってます。
5. 代名詞を置き換える
「この」「その」といった代名詞はなるべく使用しない。
代名詞は文章を集中して、内容を理解しながら読まないと内容が読み取れないです。
一瞬しか読まない人事、面接官なんてザラにいるでしょう。
読み手になるべく読む労力がかからない文章を書くには代名詞はなるべく避けてください。
6. 接続詞は控える
接続詞はできるだけ消しましょう。
「文章の流れを分かりやすくしたいから」「文と文の間を持たせないから」
書いている時にはそう思いますが、接続詞が上手く使えているか検討しましたか?
"しかし"、"けれども" が連続して使われていたり、場面の転換が早くなりすぎたりしていませんか?
接続詞がないと不安になるのは分かりますが、しっかり文章が書けていれば接続詞は少なくても読みやすくなります。
一度、すべての接続詞を消して、文章を書き直してみてください。
7. 誰かに見てもらう+議論
一度エントリーシートを書いたら誰かに読んでもらってください。
多すぎる人に見せると、どの人の助言に従えばいいのか迷うので最大で3人ぐらいがいいと思います。
そして、なるべく口頭で指摘を受けて返却時に議論するようにしてください。
誰かに読んでもらうことで、自分では気づかなかった新たな発見があります。
議論することで、読んだ相手に伝わることと伝わっていなことがよく分かり、相手の言葉ではなく自分の言葉に近い文章を作ることができます。
指摘した方もプロではないので、指摘にある程度の不安があり、議論する反応があることで指摘した方に安心感を与えることができます。
提出するときの名前は自分なので、受けた指摘のどれを採用するか、どのように修正するかは自分次第です。
読んでもらった相手には時間と労力を割いてもらっているので、感謝を忘れずに。
決して指摘してもらった人の目の前で修正した紙を破ることのないように。
8. 字数チェック
修正して最後にやっと字数を規定字数値に合わせましょう。
規定字数の9割前後書けていれば見栄えも大丈夫です。
字数が規定値より少なすぎると、就活に対して消極的であるという印象を持つ人もいるみたいです。
あとは「目立たないようにして、いかに目立つか」という就活ゲームの "目立たないようにする" 部分だからという理由も挙げられます。
9. 覚悟する
自分の名前でエントリーシートは提出するんです。
面接でもエントリーシートの内容が前提で話が始まります。
自分の話し言葉で説明できるのか?質問に答えられるのか?
よくよく考えて提出してください。
まとめ
エントリーシートの責任は自分です。
面接用にコピーを取るのをお忘れなく。