突然キレてしまって自分もビックリしたけど、周りからも遠慮がちに話しかけられるし、どうにかキレないようにしたいって思いますよね。
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驚かすのは "キレる" ことじゃなくて "突然" の方
キレてしまって、周りを困らせちゃって悪いな…とか思ってませんか?
正当な理由であれば、キレていること自体には周りは特に何も思わないです。
問題は "突然" キレること。
突然キレてしまうと、話し相手からすると「さっきまでは普通に見えたのに、急に変わってこわい」という印象を持たれるんです。
あまりの変化についていけず、恐怖から話し相手が泣いてしまうこともあるでしょう。
キレているこちら側からすると、「原因があったから怒ってるのであって突然に怒ってる訳ではないんだ!話の流れで分かるだろう!」と言いたくなるでしょう。
けれど、コミュニケーションは自分と相手とのやり取りを指し示すのであり、突然キレたという印象を相手に持たれたなら、それはコミュニケーションの方法を自分が間違えています。
突然キレる人というレッテルを貼られると中々外すのが難しく、いい情報が周りの人から入ってくる可能性も低くなります。
怒ってる雰囲気を少しずつ出す
"突然" キレる ように見えるのは何の前触れもなく声を荒げるからです。
じゃあどうすればいいか。
少しずつ、怒っている雰囲気を相手に伝えるんです。
そこまで怒ってはいなくても、怒っている雰囲気をだんだんと出すんです。
例えば、声を低くしたり、顔の表情を段々と怒っているようにしてみたり。
演じるんです。少し怒ってるフリをするんです。
最初はバカバカしいと思うかもしれませんが、自分が怒り出す予兆を積極的に出すんです。
相手に自分が怒っていることが伝われば相手も出方を考えて変えてきます。
怒っている雰囲気を出すのに慣れてくると、自分の行動を変えるだけで周りの人の自分への対応がこんなにも違うものかとしみじみと実感すると思います。
相手を変えたければ、自分がまず変わってみるしかありません。
後記
自分も昔は突然キレているように周りに見られていました。
母親に指摘されるまで、全く気づいていませんでした。
(突然キレているわけではない!なぜ周りの人は自分が怒っているのに気づいてくれないんだ!)と思っていました。
けれど、少しずつ怒っている雰囲気を出すようにしたら、突然キレるというレッテルは剥がれました。
すると、まず家族が自分の意見を尊重してくれるようになりました。
未だにうまく怒りを表現しきれなくて、怒っていないところで怒っていると言われることがあるので、日々練習しています。
周りに突然キレる人がいたら、その人に「突然怒られるとこわいんで、少しずつ怒ってください」って言うか、本記事でも読ませてください。