新卒じゃなくても色々道はあるのに何故今の私は新卒就職を目指しているのかをメモります。
目次
フリーター
今の日本ならバイトでも1人分なら生きていけると思います。
ただ将来的に家族を持ちたかったり、体力に自信がないのでフリーランスは選択肢から外れました。
ギャップイヤー
ギャップ・イヤー(英: gap year)とは、高等学校卒業から大学への入学、あるいは大学卒業から大学院への進学までの期間のこと。英語圏の大学の中には入試から入学までの期間をあえて長く設定して(初夏卒業・秋入学)、その間に大学では得られない経験をすることが推奨されている。この時期にアルバイトなどをして今後の勉学のための資金を貯める人も多い一方で、外国に渡航してワーキング・ホリデーを過ごしたり、語学留学したり、あるいはボランティア活動に参加する人も多い。
私は既に大学受験時に浪人しており、既にギャップ・イヤー制度を利用しているようなものなので、敢えて就職前に取るメリットが感じられません。
海外留学・インターン
海外に渡航することが様々な点でメリットがあることはよく聞きます。
例えば、語学が上達したり、多角的で広い知識を手にいれることができるなど、これからの人生を通して良いことが多いと思います。
ただ、就活と同じで目的や目標、志がはっきりしないまま外国に行ってもあまり意味がないように感じます。
海外に移住するとなると経済的な面で負担が大きく、また外国人という比較的弱い立場になるリスクも負わなくてはなりません。
今、私はわざわざ海外に行って長期的に取り組みたいことがありません。
「イタリアのジェラートを食べたい」という私的な夢はありますが、「世界から貧困を無くしたい」などの壮大な夢は持っていません。
WiFiさえあれば簡単な海外の情報は手に入る世の中になってしまったからこそ、逆に現地でしか手に入れられない情報があり、価値が高いのは納得しています。
けれど、お金を使って海外に行くリスクを冒して人を巻き込まざるを得ない志を今は持っていません。
起業 (フリーランス)
景気が比較的よいせいか、フリーランスを勧めてくる情報をよく見ます。
就活中も、会社の歴史から創業者の話を聞いて、起業したい気持ちが湧いてきます。
しかし、今の私には
- 知識
- 技術
- お金
- 社会経験
がないです。
知識や技術は、起業すると生活を成り立たせるために必死に働くので、身につくとどこかのサイトに書かれていたことがあります。
お金は、どこかから集めてくるなり借りてくるなりすればいいでしょう。
問題は社会経験です。
社会というものは社会に出ても分からないものだと聞きます。
貯金もない中でやり方を全く知らずに社会に出ていく勇気はないです。
起業は、少なくとも新卒入社を行える ”現在” の選択肢ではないと今の私は考えています。
1つ気をつけていることとしては、起業する上で具体的な夢がないことを理由にはしないようにしようと思ってます。
今までの人生も ふわっとした抽象的な夢を持って過ごして来たのだから、これからも具体的な夢を持つことは少ないと思われるからです。
寝ている時に見る夢と同様にその場でどんどん作られて変化するものが将来の夢だと思っています。
博士後期課程
研究嫌いな人も多いんですけど、私は研究は超楽しいです。
研究は大きく
- 文献調査
- 計画
- 実験
- 振り返りまとめ
- 発表
の工程を経ます。
私にとってはたくさん文献読めて、自分で決められて、云々考えて、分かるように工夫して発表して、フィードバックを受けるので、めちゃくちゃ楽しいです。
フィードバックを受けられるというのが一番怖くて楽しく感じる部分です。
知り合いの研究者と話した時に、私が研究へ適していると言われたこともあります。
ただ、博士後期課程に進んだ先の進路が不明瞭すぎるんです。
有名研究室であれば就職口にコネがあるのかもしれませんが、今の研究室ではそれが見込めないんですよね。
そもそも博士後期課程を無事に卒業できた人が知り合いに少なすぎて…。
そして、お金の問題があります。
学振が取れるほど研究内容をしっかり堅めている訳ではないですし、そもそも研究分野がすぐお金になると判断されそうな…。
博士後期課程に関しては下記ブログを読んで参考にさせてもらいました。
まとめ
新卒採用を現時点で選んだ理由は消去法です。