ホラー映画会を友達とやるくらい昔は怖かったホラーが怖くなくなった理由についてメモります。
目次
音を消す
場の雰囲気とか空気って視覚情報ではなく、意外と聴覚情報からできています。
つまり、怖い音楽の中では不安に感じ、明るい音楽には気分が明るくなります。
音を消してホラー映画を見ると、ビックリすることはあるかもしれませんが、怖くなくなると思います。
逆に音の効果を利用して、明るい音楽を聞きながらホラーを観ると笑えてくるようになるかもしれません。
ただ、音を消してしまうので字幕等を目で追って話を理解しなくてはいけないので、集中力が続きにくくおもしろさも半減すると思います。
ツッコむ
映画にいちいちツッコミを入れるようにすると、映画と現実との乖離を感じて怖くなくなります。
一度ツッコミ能力を習得すると、勝手に頭がツッコめるようになるので全くホラー映画が怖く無くなり、怖さの体感といった楽しみ方ができなくなるのが辛い点ではあります。
しかし、お笑いとしてホラー映画を楽しめるようになるので、ホラー映画が怖すぎてしんどいと感じている人には習得をオススメする能力です。
どのようにしてホラー映画にツッコミを入れられようになるかと言うと
- ツッコミを入れてる人の動画を観る
- 作中のおかしなところを探す
- 古いホラー作品から観る
といった方法があります。
一番のオススメはツッコミを入れている人の動画を観ることです。
ホラー映画ではなく、ホラーゲームを取り扱っている人が多いです。
人間、自分が気づかなかった点に横からツッコミを入れられるとツッコまれた点を認識できるように頭を働かせます。
そして、怖さよりも整合性が合っていない点が気になるようになります。
ツッコミを入れている人の動画を何本か観ることでホラー物の定番的な話の流れが分かるようになり、オバケが出現するタイミングが分かるようになります。
そこまで行くと、予測できることにあまり怖さを感じにくくなり、ホラー映画がツッコミどころ満載であることが分かってきます。
ホラー作品にツッコミを入れている人の動画を観ると分かりますが、映画などは所詮、人間が作ったものなので現実世界と比較して変な点が必ず含まれています。
ホラー映画の中で現実と異なる点、おかしな点を探すように観ていると、頭が働き、怖さを感じにくくなります。
例えば日本のホラーのはずなのにオバケの名前がジョセフで洋風であったり、家族なのに規則性のない名前になっていたり。
古いホラー映画ほど、動画の切り方が現在と大きく違い、話の流れを追うことに必死になって怖さを感じにくくなります。
演出も古くて安っぽく見えてしまうために、怖さを中々感じにくいです。
日本の和物より海外の洋物の方が現実感が遠くなるので、怖さを感じにくいです。
背景を知る
ホラー映画は作られた物なので、その背景を知って作り方を知ると怖さよりも作成者への尊敬の念が強くなります。
例えば、効果音の作り方、特殊メイクの仕方、動画の編集の仕方など。
効果音の例でいうと人体を破壊している時のグシャァという効果音はセロリを折る時の音などから作られています。
殺人鬼が人を破壊するたびに (セロリがまた一本おられた…) と私は思ってしまいます。
吹き替え版を観ているときは (あぁ、スタジオはマイク2本が多いからすごい勢いで声優さんが交代してるな) と考えたり。
余談ですが、背景に想いを寄せられるようになりすぎると、甲子園でさえ後ろで働いている人の大変さが気になるようになります。
まとめ
本気でホラー映画が怖くならないようになりたければ、ある程度の経験は必要になります。
最後にも注意をしておきますが、一度怖くなくなると怖さを感じていた頃に戻れなくなるので、後悔しないように。
ホラー会では3作観てハロウィンはとても面白かったです。
エクソシストとイットは超怖がりの人でも最後の方になると慣れてきて怖く無くなっていました。