会社の愚痴を話してたら、妹から「子供の教育に悪いから『嫌い』って単語を使わないで」と言われました。
仕方なく、『好きじゃない』や『関わりたくない』って単語を使ってるんですが、愚痴ってても気持ちがすっきりしないんですよね。
言葉があるということは区別があるということで、『嫌い』と『好きじゃない』には違いがあるんだろうな。
本当は広辞苑が好きだけど、とりあえず手軽にネット辞書を検索します。
goo辞書より (https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%AB%8C%E3%81%86/)
きら・う〔きらふ〕【嫌う】の解説
1. いやがって、そのとかかわりたくないと思う。好ましくないものとして、避ける
たしかに。『好きじゃない』には そのとかかわりたくないと思う って気持ちは入ってないわ。
だから『好きじゃない』だと自分の言いたいことを表現できていない気がして気持ちがすっきりしないのか。
関わりたくないって思ってるのに愚痴っちゃうのはなんででしょう?
愚痴らないと多分、不満の具象化が手軽にはできないから頭に負荷がかかりそう。
抽象的な感情や思いの方が頭の負荷って大きいよね。
文字とか形にするとふわっとしたものをギュッとできるから考えやすいし、記憶に残りやすい気がする。
気持ち悪いものを見たりして記憶に残したくない出来事は、どうせ一時的な感情なので抽象的なまま言語化しないように、感想を持たないようにしてますね。
あまりにも同じことを考えてしまう場合は仕方なく具象化しますが。
話を戻して、『嫌い』ってみんなが経験する感情なのに使うと子供の教育に悪いんでしょうか?
言葉が強すぎる?
うーん、具象化に慣れていない子供に分かりにくい言葉を使うことが発達にいいとは思えないんですよね。
いずれ『好きな食べ物、嫌いな食べ物』といった対比で子供は知ることになりますし。
教育にいいとか、教育によくないとか、教育に悪いってよく分からない。