後輩とやりとりをしていて、後輩は日本語が読めないと感じたのでメモります。
目次
状況
後輩と仕事に関してラインのやり取りをしました。
ほぼ原文を以下に書きました。
【報告】
使えなくなっていたソフトを使えるようにしました。
ライセンスを再設定して再起動かけるといけます。
後輩は質問もせず「ありがとうございます」と返信をしてきました。
私は後輩は内容を理解し、記述通りに実行してくれるものだと思いました。
次の日、後輩に会うと「例の使えないソフト、結局アンインストールしてから再インストールしなきゃだめですかね?」
ガクッと力が抜けました。
ライン読んで理解したんやないんかい!と心の中で後輩にツッコミました。
私の書き方が丁寧じゃなくて分からないなら質問して欲しかったと思いながら、ラインと同じ文書を口頭で言うと後輩はスンナリと理解し、私は疲れて力が抜けました。
そのとき、頭に一つの考えが浮かんだのです。
(こいつ、日本語を読めないタイプの人間か?)
読み優勢 聞き優勢
読み優勢は目が優勢 聞き優勢は耳が優勢 というのと同じです。
優勢ということは逆が不得意なんです。
読み優勢の人は聞くことが不得意ですし、聞き優勢の人は文字を読むことが不得意です。
読むことと聞くこととのどちらの能力が優勢か、自分で気づけて、忘れなければいいのですが、気づきにくく忘れやすいです。
なぜそう思うかというと、例えば後輩はTOEICの点数はライティングとリスニングに偏りがあるわけではありません。
点数に差がなくて普段の生活で不便をしていないから自分では気づかないですし、本人は気にもしません。
伝わらなくて困るのは本人ではなく周りの人だから、本人は気づかないんだと思います。
読み優勢、聞き優勢の人がいるという前提知識を持った上で自分を含めた人と接しないと、なかなか意思疎通が取りにくいでしょう。
勉強するときも自分は読むことと聞くことのどちらが優勢か意識すると学習しやすくなるコツを見つけやすくなります。
気をつけること
読み優勢の人、聞き優勢の人がいるとすると、私が後輩とやり取りした時のように相手が「了解」と返しても相手は理解してない可能性があります。
相手がメールで送った内容をなぜかもう一度口頭で聞いてきたり、口頭では伝わらずに説明書を渡すと分かったりした場合は、伝える手段が相手に最適ではなかったかも。
相手それぞれに対応していくのが面倒だと感じるのであれば、いつでも説明するときは話すことと紙に書いて示すことを同時に行うのがいいでしょう。
いつでもプレゼンテーションをしていると思って情報を伝えると相手の理解が早いと思います。
伝わる内容にズレが生じないように、言動と見せる文章は一致するように気をつけた方がいいです。
まとめ
読み優勢、聞き優勢の人がいると思いながら報告書とかプレゼン資料を作ったり、メールを作成すると割と言い分が通りやすくなった気がします。
それぞれに優勢な人がいるからこそ、ブログだけじゃなくて音声媒体を使って色々発信してみたいとは思ってます。
後輩はTOEICの点数自体はいいので、もしかしたらこの現象は日本語だからこそ起きているのかもしれません。