海外に行こうと予定すると友達に宗教に気をつけてと注意されたときから集めた話をメモります。
概論で聞いたうろ覚えの知識を基にしているので、間違っている点も多々あると思います。
目次
宗教とは
広辞苑で見てみましょう。
しゅうきょう【宗教】
(religion) 神または何らかの超越的絶対者、あるいは卑俗なものから分離され禁忌された神聖なものに関する信仰・行事。また、それらの連関的体系。帰依者は精神的共同社会(教団) を営む。アニミズム・自然崇拝・トーテミズムなどの原始宗教、特定の民族が進行する民族宗教、世界的宗教すなわち仏教・キリスト教・イスラム教など、多種多様。多くは教祖・経典・教義・典礼などを何らかの形でもつ。
1行目を読んだ瞬間に、宗教に学校が当てはあるのでは?と感じてしまいました。
私から見ると、高校以下の学校では先生(orカースト上位の子)という超越的絶対者がいて、世間とは分離されており、学校っぽい神聖な年間行事がありました。
…学校生活を振り返って、よく聞く、宗教が地域の文化と分離できないということを私は実感が持てました。
宗教種類
主な宗教の概要を日本のものと海外のもので前半と後半に分けてメモりました。
日本
神道
年末年始や七五三でお世話になる神社は神道の建物です。
成り立ちは『古事記』をお読みください。
漫画版やラノベ版の古事記も出ているようなので、入力し易いものを選ぶといいと思います。
古事記とギリシャ神話は似ている話があるように私は感じました。
宗教観としては神様が神様を産むくらいの多神教です。
様々な神様がいてそれぞれに使い魔もいるので、八百万いるとも言われます。
神道は日本古来の宗教であり、神社に祀られています。
仏教
お坊さんがいるのは仏教の建物であるお寺です。
輪廻転生の世界観を前提に、神ではなく輪廻からの解脱を目標にした宗教です。
そう、仏教は崇める神様がいない宗教であり、自分が悟るための宗教です。
経典の内容もそれぞれの宗派で大きく異なっており、開祖ブッダの教えから離れている宗派もあります。
基本的に悪いことが起きても耐えろという教えが多いです。
日本における混同と分離:神道と仏教
なぜ日本人の多くが自信を無宗教と感じ、神道と仏教の違いが分かりにくいのか理由があったんです。
簡単にいうと、本地垂迹説という神道の神様は仏が化けているものという説が広がり、神道と仏教の境が分かりにくくなりました。
そのあと、明治時代に神仏分離で国教として政府が神道を仏教と分離させました。
しかし日本人の心の中では神道と仏教があまり分離されないまま現在まで来ているそうです。
後半へ続く