性教育がなっていないのではないかという記事を読んで受けた性教育についてメモります。
目次
性教育受講履歴
受けた性教育の歴史をまとめます。
- 小学校:3年生から女子のみ月経や体の仕組み 以後同じ教育内容が毎年続く
- 中学: 1年生から男子も含めた全員体の仕組み
- 高校: 全員で小学校と同じ内容
小学校では女子が性教育を受けている間、男子は体育館でサッカーをしていました。
内容
私が中学校で受けた性教育が面白かったのでメモります。
避妊具
コンドームが授業中に避妊具の見本として生徒の間を回されました。
もちろん、触りたくない生徒は触らなくてよいという指示はありました。
他にも画像ですが、ペッサリーや避妊用低容量ピルやアフターピルについても取り扱いました。
中学生は第二次性徴が始まり、性に旺盛な子も多かったので避妊具の存在や使い方を示してくれたのはよかったと思います。
そして、ピルについては生理が重い人も飲んでいることや、副作用があることがあることも知れました。
人工妊娠中絶
ちょうど今(2018.8)も放送しているドラマ "透明なゆりかご" でも言われていましたが、日本の死亡原因第1位は中絶と言われることもあることを授業で習いました。
人工妊娠中絶には様々な方法があり、妊娠期間や母体の体調によって違います。
中絶可能な期間は妊娠22週未満であり、そこを過ぎての中絶は母体保護法によって禁止されています。
私の先生は生徒が中絶するのに付き合ったことがあったそうです。
まだ妊娠初期(妊娠12週未満)であったので、掻爬法が取られました。
水分で徐々に膨らむ乾燥ワカメのようなもので子宮口を拡張した後に、器具で胎児を含めた内容物が掻き出されるそうです。
痛みは少なく、驚くほどあっという間に終わるそうです。
赤ちゃんポストについても授業で知り、日本の養父母制度の難しさを学びました。
“ポスト”に託された命 ~赤ちゃん100人のその後~ - NHK クローズアップ現代+
まとめ
性的なことだから恥ずかしいとか良くないことだから恐く言うなんてことはなく、事実をただ淡々と述べているのが先生としてとても良い対応だったと思います。
どうしても個人的な意見や感情を混ぜやすくなると思いますが、あくまで事実を、なるべく変に暗くすることなく、明るい雰囲気で授業していたのがありがたいです。
先生、生徒の性別で取り扱う内容を変えるようなことはしちゃいけないと思う。