メモリルド

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新しい見方の参考になると嬉しい

東京オリンピックボランティア報酬 同待遇知ってる

Twitter東京オリンピックのボランティアは無報酬でひどい!みたいな発言を目にして興味が湧いたのでメモります。

 

目次

20180727010808

 

 

 

前提

ボランティアとは

(義勇軍の意) 志願者。奉仕者。自ら進んで社会事業などに無償で参加する人。 広辞苑第六版 (岩波書店2008)より

自主的に公共福祉などの社会事業に参加し、営利を目的としない活動に携わる人。明鏡国語辞典(大修館書店2002-2008)より

2つの辞典ではボランティアの意味が微妙に異なっていました。

ボランティアだからって海外だと少額ですが報酬が出ることもあると聞いたことがあります。

報酬が出るから、無報酬だからという理由で判断されたくないので、私は明鏡国語辞典の定義の方が好きですね。 

 

私自身はボランティアをやろうという気には体調面の心配から、なかなかなれません。

多くの人と触れ合いすぎる知らない間にストレスを溜め込んでしまい、倒れてしまうからです。

私が倒れて人に迷惑かけたら誰が誰を助けているのか意味が分からなくなってしまいますし、無理はしません。

 

 

 

東京オリンピックボランティア要綱

さて本題の東京オリンピックボランティアのサイトが下記リンクです。

tokyo2020.org

 

募集要綱も下記リンクにありました。

https://tokyo2020.org/jp/get-involved/volunteer/data/volunteer-guideline_JP.pdf

割と色々な種類のボランティアがあるんだなぁと思いながら、"あの" 人の多い東京で夏にオリンピックやる大変さを想像してしまって、目が回りそう…。

 

サイトや募集要項を見ると、報酬ではなく「活動に当たりお渡しする物品」の欄には

  • オリジナルデザインのユニフォーム一式
  • 活動中の飲食
  • ボランティア活動向けの保険
  • 活動期間中における滞在先から会場までの交通費相当として一定程度
 

と記載がありました。

研修中の交通費や全期間における宿泊費などは出ないようです。 

これらの物品を何万人というボランティアの分だけ用意すると宣言してるのですから、すごいですね。

 

 

 

あれってボランティアと同待遇だ

東京オリンピックボランティアの「活動に当たりお渡しする物品」なんですけど、ちょっと前に似たような待遇をしている催し事を私はよく目にしていました。

その催し事の待遇を目にした時には別に不満を感じるわけでもなく、誰かがネットで待遇に対する不満を言っているのを目にしたこともありませんでした。

オリンピックボランティアでは不満がネットで溢れ、同じような待遇の催し事が日本中でたくさん、毎年行われているのに不満がないのは不思議です。

 

 

 

 

 

何のことを言っているか分かった人もいるでしょう。

そう、企業インターンシップ

多くの企業が実施するインターンシップでは給料ももらえず、もらえるのは交通費と多少の粗品だけ。

交通費がちゃんともらえればまだいい方で、定額しかもらえず不足することや、もらえないこともあります。

 

Q. 仕事ではないからとはいえ、こんなに待遇が悪いのになぜ企業インターンシップに参加したくなるか。

 

A. 現場体験できる貴重な機会だから。知らない人と知り合える機会があるから。自分の持ちネタにできるから。コネができるから。など

 

ボランティアは企業インターンシップ発展版だと思うとそこまで悪い気がしないかもしれないです。

ボランティアに参加するということはそこに 人助けができる という利点も加わるからです。

企業インターンシップと違って、ボランティアでは自分に仕事が任され、問題を乗り越えながら自分が成長し、かつ人の役に立ちます。

なんて意義があり、魅力的でしょうか。

 

企業インターンシップとの共通点に気づくまでは、ただの肉体労働なのに他の人を助けるという理由"だけ"でボランティアに参加することに不思議さを感じてました。

しかしメモってみて、ボランティアには報酬が良くなくても、自分の実りにできる経験が手に入るから参加する人もいるのだろうと気づきました。

 

 

 

まとめ

誰かが叩いていることをそのまま鵜呑みにすると、得に繋がる考えに繋がれなくなると怖く感じました。

意識高い系の人がやることでしょと思わず、応募だけでもしてみると面白そうかもとは思っています。

 

 

yuzukami1.hatenablog.com